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Erigeron philadelphicus

APR 9, 2o2o
Erigeron philadelphicus

”ハルジオン” (学名 Erigeron philadelphicus)


ちょうど去年の今頃。
森がテーマだった展示のフライヤー撮影の為に出かけた、五高の森で撮ったハルジオン。
自然公園のある立田山は、小学校の頃から遠足で訪れる場所でもありましたが、
担任の先生が私たちのクラスだけ、ここでよく課外授業をしてくれたりしていた、
私にとってはとても親しみがある大好きな場所です。

ある程度整備はされているものの、この五高の森は大きな樹が鬱蒼と生い茂っていて、
その隙間から見える陽射しが好きで、
こういう場所にくると、上を向いたりしながら、ゆらゆらと歩いてしまいます。

ハルジオンって、春紫苑と書くのですね。
そして、やっぱり最初はヒメジョオン(姫女菀)かと思っていました。
紫苑に似た春に咲く花だからハルジオンなんだと、調べて知りました。
どこにでもある花だけれど、こういう小さい花はすごく好きです。
あっちふらふら、こっちふらふらと、幼い頃に下校しながら摘んだ花、
という記憶があるからかもしれません。

小さな花はひとつでもとても可愛いと思うし、そんな清楚なところが私は好きけれど、
華やかさには欠けるかもしれません。
でも、たくさん集まると、それぞれが必要以上には主張しないけれど、
とても大きな存在感が出る気がします。
小さな花の花束が好きなのは、そういうところなのかもしれません。

今の私たちもそうなのかも。
ひとつひとつがすごく愛おしい。
ひとつを見た時に豪華ではないけれど、それが悪いことではなく。
そしてひとつひとつがあるから、集まった時にまた違った存在感が出てくるのじゃないかしらと。

ひとつだけを見たら小さい存在だなと思っていても
きっとその小さな存在が、まず必要なんじゃないかなあ。
なんてことを、去年撮影して見つけたハルジオンの写真を見ながら思いました。
自分なんかになにが出来るのかな…と思うよりも、
こんな自分でも思うことできっと変わることがあるはず。
そんな気持ちが集まれば、より大きななにかに変わるはず、と。
そう信じたいと思います。

そういえばハルジョオン ヒメジョオンという歌。好きでした。

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