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Chill out

JUN 1o, 2o21
Chill out

”イライラしないでリラックスしよう”

普段は自分のことを鈍感な方だと思っていたりしますが、ピンポイントでとても敏感な部分があります。誰にでもそういうところってあると思いますが、私の場合、それが最近とても顕著になってきていて、まるでセンサーが強化されたかのようでとても疲れます。

肌に触れるものが窮屈で居心地悪いのはダメ(これは昔からで仕事に生きています)、息苦しいのもダメ(マスクを着けられない)、もっと人の笑顔が見たい…(これも繋がってます)、みんなが同じでなければと強いられていると感じることに違和感(違ってこそコントラストが楽しめる)…。

そんなことに過敏になっていることを自覚していて、どうにか気持ちの切り替えをするために、気分転換に緑を触れようと外へ出たり、家では瞑想をしたりして、日々心穏やかになるように努めてはいますが、仕事中どうしても頭痛がひどくなったりします。

頭の中がパンパンになったり、疲労感が溜まってきた時に、ちょっとリラックスしてリカバリーしたいのだけど、新しいアトリエにはなかなかそういうスペースを取れなかったので、先日バタフライチェアなるものを購入しました。アウトドアにも使えるという、折りたたみ式のウッドフレームの椅子。これが、いい感じで心と身体を休めることが出来るんです。
横になってしまうと仕事にならないし(笑)、ちょっと休憩というタイミングにちょうどよくて、煮詰まったり身体が疲れた時に座るようになりました。座った時の身体の角度もちょうどよく、よい加減で力を抜くことが出来ます。頭の位置にブランケットを置くと、首筋もとっても楽になります。冷えたタオルを目に当てながらだったり、ただただ放心状態で1点を見つめたり。ごちゃごちゃと散らかった頭の中を真っ白にするように、椅子に身体を委ねます。2Fから降りてきたスタッフとかが、椅子に座ってダラけているかのような私の姿にびっくりしたりはしますが(笑)、身体や心に無理をした状態を無意識に続けるよりは、「あ なんか疲れてるなぁ」とか「ちょっと頭痛いなぁ」という状態に早めに気がつければ、こんな小さなスペースでもリカバリー出来るんですね。

Chillという英語がなんか響きがかわいらしく、relaxよりもこのchill outという表現を選んだのですが、本来chillは”寒さ”とか”冷気”という意味だそう。これがスラングになった時に、のんびりだとか、リラックスだとか、ポジティブなニュアンスに使われるんだとか。

これは嫌だ とか 居心地が悪い の先に、本当に自分が望んでいるものが隠れていて、そこに気づければ前向きなことへ変換出来るんだろうなと思います。このchillのように、自分の感じたことをどんどんポジティブな方向へ変換にしていきたい。まずは、この椅子でどんどんchill outしていきます。笑